February 28,2021 ~8.5


ikiteteerai94.hatenablog.com

 

―――――以下、2021年02月28に行われた”にじさんじ Anniversary Festival 2021”内、VACHSSステージの歌唱部分の感想及び実況である。

 

 

 

06.春を告げる / 叶

 空気が変わった。私は叶君の声が好きだ。冷たいような温かいような、エメラルド色にもクリーム色にも感じられるその声が好きだ

 『春を告げる』の歌詞は決して明るくない。「ここに救いはないよ」「ここには誰もいない」等、ピックアップしてしまうとより救い難く感じるが、全体を通しても❝終わり❞を感じさせる歌であると私は解釈している。『春を告げる』なのにね。反対に曲調はBPMが早く、非常に軽やかでポップだ。このような楽曲の持つ相対感と、彼の持つ声の相対感が非常にマッチしていると個人的に感じた。

 観客が熱く盛り上がる選曲ではなかったがそれが非常に彼らしく、一気に爽やかな風が吹き抜けるような、清涼感のあるステージでとても良かった。

 間違いなく、彼は春を告げてくれた

 

 

07.サムライハート / 剣持刀也・不破湊

 印象的だったのは剣持さんが2人のステージであることを意識した動きをしていたことだ。前半不破君は全身を使い、どちらかと言うと我々オーディエンスを意識したパフォーマンスをしているように見える。対して持さんはデュエットであることを意識し、不破君に身体を向けている場面が多い。勿論どちらが正しいというわけではないが。

 大人数のライブではソロ曲は勿論、デュエットやトリオの組み合わせ・選曲が醍醐味の一つである。推しだけではなく、一人ひとりの立ち回りや表情などに注目して観ると、ライバー個人のライブに対する想いや重きを置いている部分、そのパフォーマンスによってどう見られたいのか等が分かったような気になれて面白い。解釈の余地ですね。

 それにしても落ちサビのオクターブ下やヴぁかったよね・・・。

 

 

08.EZ DO DANCE -K.O.P. REMIX- / 夢追翔・加賀美ハヤト

 「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

 よく驚きの感情を上記のような文字列で表現するが、当時の私の頭上には間違いなくこの文字列が表示されていたと思う。

 あまりにも突然だった為、冒頭の「EZ DO DANCE…」が夢追なのか葛葉なのか瞬時に判別することは不可能だった。そして社長、夢追と順にスポットライトが当てられ、私はキーボードに突っ伏した。いや、頭から突っ込んだ。という表現が正しいかもしれない。

 (※夢追の炎上に触れます)ステージの感想から少し話は逸れるが、夢追が炎上して以来、本人達にとっても互いのリスナーにとっても2人の絡みは非常にデリケートなものになった。実際、夢追を箱の一大イベントのライブステージに起用したことにも驚いたが、あの規模のステージでデュエットを承諾した社長にも驚いた。文字通り賛否があるからだ。運営にしろ社長にしろリスクが伴う決断だろう。以前、社長が配信で夢追の炎上に触れた際の発言・思考、そして今回のステージで見せてくれた光景。私は「彼は紛れもなく漢だ。」と、ただそう感じた。夢追翔という人間がああいう燃え方をした事実がある限り、一部のリスナーが望む「以前のように」というのは難しい話である。彼等の真の関係性も空気感も我々リスナーが触れられるものではない為、彼等が発信・供給してくれた事実にのみリアクションをしていきたい気持ちがある。(フェスに無関係すぎる個人的解釈の展開。殺さないで下さい。

 ステージに話を戻そう。

 まず・・・・・踊れるんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

えっ、君達そんな格好良く踊れるんですか!?!?!?!?!?聞いてないですけど!?!?!?!?!?!?!?!?(オタク乱舞)選曲にも驚いたが振りがあることに驚愕した後、彼等を天才だと崇め奉った。

 正直タイプは違うにしろ、社長の圧倒的歌唱力と経験でしか得られないパフォーマンス力に夢追は勝てないのだろうか、とle_jouetで聴く度思っていた(比較ではなく、あくまでライバルとして歌で社長に牙を剝いて欲しいという個人的解釈・願望です殺さないで下さい)が、果たして今回はどうだろうか。前述した通りタイプは違えど、社長は熱くロックに、夢追は甘く抜けるように。己の持ち味を存分に生かし、相乗効果で最速最高到達点を優に超え、歌唱・振付・構成(例の映像含む)・配置、全てにおいて2人に無量大数何がしを贈りたい・・・・・。

 

 

8.5.夢追翔の腰は何故こんなにもえっちなのか

 理由は幾つか考えられる。まず挙げられる要因の一つは、衣装がノースリーブが故に男性らしい肩幅が強調されないことにある。そして彼は非常に細身でスタイルが良く、我々が普段関わる彼と同世代の一般男性よりも腰の位置が高い為、身体にフィットしたサイズ感の衣装を着用することにより腰のラインがより強調されるのではないかと推測する。

 そして、より男性らしさを殺し身体の滑らかなラインを強調していると個人的に考えている要因は、フレアタイプのパンツである。裾が広がることにより脚をより長く、ウエストをより細く見せる効果がある為、フレアスカートやフレアパンツ、ワイドパンツは女性に人気のアイテムだ。男性である夢追翔が、しかも上半身で既に身体のラインを強調している夢追翔が、追い打ちをかけるように着用しているのがフレアパンツである。ちなみに今私の鼻息は荒い。

 上記の要因により強調に強調を重ねた腰を左右に振ってみろ。

 

 そんなのえっちに決まってるじゃん。

 

 

 

―――――09へ続く。

 

曖昧準2級 (@ikiteteerai1428) | Twitter